2012/03/13

春が来た




我が家は 山の上にあり市内中心部とは 完全に気候が違います

この冬は この家に越してから 初めての冬で 

しびれるほどの 寒さでした






しかし ここのところ そんな厳しい寒さはいつの間にか なくなり

朝起き上がるのも 苦でないです







植物たちも 春を感じたのか 新芽の準備のため葉を枯らすもの

冬の間花咲いていた花を枯らすもの

脱皮するもの

花芽をあげるもの

などなど

この時期は 植物に変化が起こりやすいので 

枯れてしまったのか あるいは 春を向かえ準備しているのか 

毎日よく観察しています













さて 僕ら人間は 春を何で知りますか?

カレンダーで知りますか?

インターネットで知りますか?

誰かに 聞きますか?

温度で知りますか?

勘ですか?

鼻がぐじゅぐじゅになって わかりますか?

それとも 植物に教わりますか?







これは 人それぞれで 季節の変化に敏感な人もいるだろうし

変化に気づかない人もいるかもしれません







それでは 植物は何で 春を知るのか 知っていますか?

温度で 春を感じる と思われているんではないでしょうか?



やっぱり 暖かくなってきたら 春だし

寒くなってきたら 冬ですよね

でも 時々 春なのに とても寒い日があって雪が降ったり

いきなり初夏の気温になったり することがあります

こんなことにいちいち左右されていたら 開花時期が ぐちゃぐちゃになりそうなもんです

開花時期がぐちゃぐちゃだと 植物にとって生存上大問題です

でも 植物の開花時期は ほぼ ぴたりです

川辺の桜なんかは 同時に開花します

見てると 不思議ですよね。














植物にかかわらず 多くの生物には 光周性(こうしゅうせい)があることが

認められています

光周性 とは 何かというと

暗さの長さで 季節を判断し 花芽を形成することをいいます





冬から春にかけて 夜の暗さがだんだんと短くなります

これを植物が感じ 花芽を作ります

落葉や塊根の形成なんかも 光周性によるものです



動物だと 毛が生え変わったり 冬眠したり 渡り鳥が動くのもこれによります




光というのは それだけ生命にとって大事ということです

日の出とともに起き 日没とともに寝るような 生活が一番生物らしい

生活なんでしょうね

今は 朝4時です・・・   寝ます







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